読書家がニヤッとする!本モチーフ小説を集めてみた【おすすめ5選】

小説

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本がメインで出てくる小説って、読む前からちょっとテンション上がりません?

ページの音とか紙の匂いとか、読書家だけが分かるツボをしっかり押してくるんですよね。

今回は、思わず「これ好き〜!」って言いたくなる、本モチーフの小説をまとめてみました。

 

お探し物は図書室まで / 青山 美智子
(ポプラ文庫)

図書館・選書・短編集

とある町のコミュニティハウスに併設された小さな図書館。悩みや迷いを抱える人々が、ふと立ち寄った図書室で司書の小町さんに導かれ、自分に必要な本と出会う物語です。

本をきっかけに登場人物たちは心の奥にしまい込んでいた思いと向き合い、少しずつ前へ進んでいきます。静かな図書室で生まれる小さな気づきが、人生を温かく照らす優しい連作短編です。

クセになる司書の小町さんのキャラクターと、毎回「そう来る?」と思わせてくれる意外な選書センスがたまりません。

読めば読むほど、人の数だけ物語があるんだなとしみじみ感じて、気づけばずっと読み続けてしまいます。ほっこりして、なんだか明日も頑張れそうな気持ちになります。

 

図書館戦争 / 有川 浩
(角川文庫)

近未来・図書館・攻防戦

近未来の日本で、表現の自由を守る“図書隊”と、検閲を行う“良化特務機関”が対立する世界を舞台にした物語です。

主人公の笠原 郁は、憧れの “王子様” のような図書隊員に救われた経験から隊に入隊します。厳しい訓練や任務に挑みながら、仲間との絆や恋心を育て、検閲に立ち向かっていく姿が描かれます。

攻防戦や作戦行動のピリッとした緊張感と、恋愛パートのキュンとくる甘酸っぱさ。そのギャップがたまらなくて、気づいたら感情をぐいぐい持っていかれます。

しかも脇役までしっかり魅力があって、全6巻なのにまったく飽きずに読めちゃいます。

 

舟を編む / 三浦 しをん
(光文社文庫)

出版社・辞書編纂・仲間

大手出版社の玄武書房。辞書編集部に配属された馬締 光也が、仲間たちとともに新しい辞書『大渡海』の完成を目指す物語です。

言葉への情熱や仲間との絆、地道な作業の積み重ねが丁寧に描かれています。馬締は不器用ながらも真摯に言葉と向き合い、辞書づくりを通して成長していきます。

地味でコツコツ系の辞書づくりが、こんなにも人の心を動かすドラマになるなんて思わなくて胸が熱くなります。また、辞書を完成させるという同じ想いを持つ仲間がそばにいるのがすごく羨ましいです。

 

ミュゲ書房 / 伊藤 調
(単行本)

本屋・編集者・出版

フランス語でスズランを意味する ”ミュゲ” 。小説編集者の宮本 章は、新人作家をデビューさせられなかった後悔から出版社を辞め、祖父が営んでいた北海道の小さな書店「ミュゲ書房」を継ぐことになります。

失意の中で出会う高校生・永瀬 桃ら店に集う人々との交流や、持ち込まれた編集の仕事を通して、本づくりへの情熱を少しずつ取り戻していきます。

選書も扱っているのですが、中心にあるのは本の出版です。元編集者の視点から、内容づくりだけではなく「どう売るか」まで踏み込んで描かれていて、読んでいてとてもリアルに感じます。

装丁や表紙デザインの描写も丁寧なので、『ミュゲ書房』を読んだあと、表紙を見るだけで前よりずっと魅力的に感じます。

 

森崎書店の日々 / 八木沢 里志
(単行本)

古本屋・女性・癒し

同じ会社で働いていた恋人に突然別れを告げられ仕事も失った貴子が、叔父の経営する神保町の古書店で暮らし始める物語です。

古本に触れる日々の中で読書の喜びに目覚め、周囲の人々との交流を通して少しずつ心を癒やし、自分の人生を見つめ直していきます。

今では電子書籍とかオーディブルなど、読む(聴く)スタイルもいろいろ増えていますが、やっぱり紙の本っていいなあ…って改めて思わせてくれます。

 

最後まで読んくださり、ありがとうございます。あなたの “お気に入り” に出会うきっかけになれたら、とても幸せです。

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