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気づかないうちに心が疲れてしまうことは、誰にでもあります。原作・七海 仁と漫画・月子の描く『Shrink〜精神科医ヨワイ〜』(ヤングジャンプコミックス) は、そんな自分でも見落としがちな “心のSOS” にそっと光を当ててくれます。
もし、あなたがもやっとした違和感を感じているのなら、ぜひ手に取ってほしい作品です。
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新宿の片隅にある小さな「ひだまりクリニック」は、都会の喧騒の中でそっと心を休められる場所。そして、訪れるのは “どこにでもいる誰か” 。弱井医師のやわらかな姿勢を通して、孤独や家族のすれ違いなど現代の悩みが静かに浮かび上がります。
【主な登場人物】
弱井 幸之助
新宿ひだまりクリニックの精神科医。寝癖だらけの穏やかな雰囲気とは裏腹にIQ180の天才で、帝應大を首席卒業したインテリ。身だしなみの無頓着さや強いこだわりなど発達特性も自覚しており、学生時代から専門外の研究にも足を運ぶほど知的好奇心が旺盛。
雨宮 有里
新宿ひだまりクリニックで働く看護師。明るい茶髪のボブがよく似合い、だらしない弱井には当初きつく当たっていたが、診療姿勢に触れるうちに心を開いていく。短大時代は「ザル宮」と呼ばれた酒豪でもある。
岩国 真紀
新宿ひだまりクリニックで働く、精神科ソーシャルワーカー。一児の母で、バツイチ。かつて、夫のDVに苦しめられていたものの、弱井の尽力で、離婚に至ることができた過去を持つ。
日向 奏
保健師。弱井医師と連携し、地域保健の現場から産後うつやアルコール依存症など、患者とその家族を生活面で支援する。
アレックス・航・ホリー
臨床心理士・公認心理士。
【この作品に登場する症例】
パニック障害・微笑みうつ・大人の発達障害・双極性障害・接触障害・PTSD・パーソナリティー障害・アルコール依存症・産後うつ・解離性障害・アンガーマネジメント・薬物依存症・統合失調症
他には、障害者の社会復帰やコロナ禍の心の傷。アスリートのメンタルなど。

この作品を読んで強く思ったのは、病名を知っているだけでは、その苦しさや背景までは分からないということです。
病気にはいろいろな理由が重なり、思うように治らなかったり再発したりします。
それでも新宿ひだまりクリニックには、弱井先生をはじめスタッフの「患者さんを一人にしない」温かさがあります。
一人で支えるときも、仲間と力を合わせるときも、それぞれが “これから” を大切にして寄り添ってくれます。
この物語は、性別や年齢に関係なく、子どもにだって読んでほしい。自分が苦しくなったとき、あるいは身近な誰かがしんどくなったとき、「どう自分を守ればいいのか」「どう支えればいいのか」 そのヒントが心のどこかに残るからです。
評価され続けることを求められる今の社会では、 精神科医の診断書が、人生を守るための大切な盾になることもある。
その現実を、重くなりすぎず、でも誤魔化さずに伝えてくれると感じました。



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