2024年04月の読書記録【小説・漫画】

読書記録

※本ページにはプロモーションが含まれています。

この記事は一か月間に読んだ本を簡単な感想と共に紹介しています。あくまで個人の意見なので作者の意図やあなたと違ったとしても気にしないでくださいね。

本選びの参考になれば嬉しいです。

 

スキップとローファー 10 / 高松 美咲
(アフタヌーンコミックス)

高校生・青春・日常

地方から東京の名門校へ首席入学した美津未は、二年生の夏、仲間たちと地元へ帰省し、特別な時間を共有します。季節の移ろいとともに友情が深まり、不協和音すれすれでも輝く青春が描かれます。

主人公の実家のモデルが石川県ということもあり、通常版とは別に能登半島地震応援版が発売されていたので、少しでも復興の力になればと思い購入しました。

今回の巻も文句なしに面白くて、特に兼近先輩が本当にいい味を出しています。初登場の頃は押しが強くて自分勝手な人だと思っていたのですが、三巻で自分の黒歴史までさらけ出して生徒会の会長選に落ちた高嶺先輩を励ます姿に胸を打たれました。あのシーンを境に、彼が登場するだけで自然と嬉しくなってしまいます。

 

エデン / 近藤 史恵
(新潮文庫)

ロードレース・外国・ミステリー

前作『サクリファイス』の三年後。白石 誓は唯一の日本人選手としてツール・ド・フランスに挑みますが、スポンサー交渉を巡る対立やライバル選手の不穏な噂に心を揺さぶられます。さらに友情が思わぬ悲劇を呼び、彼は「楽園」と呼べるゴールを求めて走り続けます。

レースの駆け引きや、日本人選手としての孤独、そしてドーピングの誘惑など、ロードレースの厳しさを “エデン” と呼ぶタイトルには、皮肉と願いが込められているように感じました。

読んでいるだけなのに、身体の奥がじんわり熱を帯びていくようで、まるで自分も一緒に走っているみたいな臨場感があります。

 

今日のハチミツ、あしたの私
/ 寺地 はるな
(ハルキ文庫 )

養蜂・失恋・再出発

過去の痛みを抱えたが、恋人の故郷で蜂蜜園を手伝う中で、人とのつながりや温かさを少しずつ取り戻していく日々を描きます。頼りない安西や養蜂家の黒江親子、スナックのママ・あざみさんとの出会いを通して、の明日はゆっくりと変わり始めます。

表紙のホットケーキに惹かれて読み始めたのですが、という主人公の “器用さと不器用さ” のバランスが絶妙で、気づけば夢中になっていました。

寺地 はるなさんを読むのは初めてでしたが、この作品をきっかけに、ほかの著作にも興味が湧いています。

 

北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし1~4+番外編1
/ 江本 マシメサ
(単行本)

北欧・胸キュン・暮らし

極寒の地を治める陽気な貧乏貴族リツハルドと、“紅蓮の鷲” と呼ばれた元軍人ジークリンデは、夜会での一目惚れをきっかけに一年間のお試し婚を始めます。狩猟や料理、工芸など雪国での慎ましい暮らしの中で、二人は不器用ながらも少しずつ心を通わせていきます。大自然に見守られながら、本当の夫婦になれるのかが描かれる恋物語です。

コミックス完結をきかけに、小説版四冊+総集編を再読です。狩猟やベリー摘み、木彫りの熊づくりなど、必要最低限の暮らしなのに、疲れているときほどその素朴さが羨ましくてたまらなくなります。

そして、リツハルドジークリンデの新婚生活がもう、とにかく甘い。ページをめくるたびににやけてしまって、読後はふわっと幸せな気持ちに包まれます。

 

 

今月のおすすめは、

江本 マシメサさんの『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし

です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。また、来月の記事でお会いしましょう!

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