“死神顔”なのに可愛いなんてずるい!花園くんのギャップにきゅんとする『かわいいひと』【斎藤けん】

漫画

※本ページにはプロモーションが含まれています。

私の大好きな漫画、斎藤 けんさんの『かわいいひと』(花とゆめCOMICS)。

以前にも紹介した作品なのですが、最近読み返してみて、あのときは魅力の半分も伝えられていなかったと気づきました。

改めて読み直すと、登場人物たちの不器用さや優しさ、そして “好き” がじんわり積み重なっていく過程が、本当に愛おしいんです。

今回は、その良さをきちんと届けたくて、もう一度書いてみました。

『かわいいひと』は、AneLaLaで2015年に連載が始まり、LaLaDXで2020年に完結した全七巻の人気作。多数の読者に愛され、「電子コミック大賞2018」では堂々の大賞を受賞した話題作です。

花屋で働く青年・花園くんは、強面ゆえに “死神顔” と恐れられがちですが、実際は誰よりも優しくて不器用な青年。そんな彼の純粋さに心を動かされた大学生・日和が想いを伝え、二人は恋人同士になります。 デートや旅行、仕事の合間のささやかな出来事。日常のひとコマひとコマが、見た目とのギャップから生まれる温かさと愛おしさで満ちています。

優しい恋愛に浸りたい人、誠実でまっすぐなキャラクターが好きな人、穏やかな日常の空気感を味わいたい人には、きっとたまらない一冊です。

 

〈 主な登場人物 〉

花園 森也
実家の「フラワーショップ花園」で働く27歳の青年。白目がちで人相が悪く「死神顔」と呼ばれるが、実際は心優しくナイーブ。父を早くに亡くし、母・恵子と二人で花屋を営む。日和と出会い、恋人に。

鈴木 日和
大学生。美人コンテストで1位を獲得するほどの美貌の持ち主。外見ゆえに悩みを抱えていたが、森也の優しさに惹かれ告白。恋人として森也を支え、彼の「かわいいひと」ぶりを誰よりも理解する。

花園 恵子
森也の母。夫を亡くしてから息子と花屋を切り盛りする。息子のコンプレックスを理解しつつ、温かく見守る存在。

原っち
森也の親友。森也と日和の恋を応援する良き友人。

鈴木 和馬
妹を溺愛する日和の兄。最初は森也と日和の仲を認めたくなくて、森也に嫌がらせをするのだが仲が良くなると良き理解者になる。

この物語には、ライバル登場のような大きな波乱はありません。 けれど、日常の中で少しずつ愛情が育っていく、その “安定した優しさ” こそが大きな魅力です。 あれこれ盛り込まなくても物語として成立させてしまうのは、やはり斎藤 けんさんというベテラン作家の力量だと思います。

そしてぜひ注目してほしいのが、ラブストーリーだけではなく花園くん自身の成長です。 「死神顔」のせいで悲鳴を上げられたり、逃げられたり、山に置き去りにされたり… 。人との距離をうまく縮められなかった彼が、日和に愛される日々があることで、少しずつ変わろうとする姿は本当に応援したくなります。

疲れているとき、心がささくれてしまったとき、この作品はそっと心を撫でてくれるような癒しをくれます。 斎藤 けんさんの『かわいいひと』、ぜひ多くの人に読んでほしい一冊です。

コメント