ゾッとするのに続きが気になる怖い小説【おすすめ5選】

小説

※本ページにはプロモーションが含まれています。

 

怖い小説の記事を書いておきながら、本当はそんなに得意ではなく読んでいる途中で離脱することも珍しくありません。

なのに、これから紹介する作品は続きが気になり、読み終わった後もずっと頭の片隅にあります。

ホラーと思っていたものが、実は別のジャンルだったりしたのですが、それでも心理的に怖いと思う作品を集めてみました。

 

クリムゾンの迷宮 / 貴志 祐介
(角川ホラー文庫)

中年男性・デスゲーム・サバイバル

何もかも失った中年男性の藤木 芳彦が目覚めたのは、視界一面を覆う深紅色の奇岩の連なり。同じ境遇の人たちと出会った彼は、何者かに仕組まれたデスゲームに身を投じることになります。

そばにいる人が敵か味方か分からず疑心暗鬼になったり、食人鬼と化してしまった者に命を狙われたり、時間を増すごとに追い詰められていく絶望感に死を選ぶほうがマシなのでは?と考えてしまうほどです。

先に進むほど地獄のような光景が展開していき、ハラハラを通り越して心臓がバクバクします。

 

土漠の花 / 月村 了衛
(幻冬舎文庫)

自衛隊・ソマリア・死闘

ソマリア国境付近での墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の12人の精鋭たち。氏族間の抗争で命を狙われた女性を助けたことで、問答無用の殺戮が始まり壮絶な撤退戦を余儀なくされます。

銃やナイフで武装した殺人集団に対して、圧倒的な人数不足、十分な武器もなく、さらには通信手段や土地鑑すらもありません。

自衛隊員は連帯感や自己犠牲の精神で立ち向かっていくのですが、日本人ならではの人を殺すことへの葛藤などが彼らを追い詰めていきます。

正義とは一体、何なのでしょうか…?

 

はぶらし / 近藤 史恵
(幻冬舎文庫)

再会・同居・親子

脚本家の鈴音は、高校時代の同級生の水絵から呼び出され再開することになります。10年ぶりの水絵は子供を連れ、離婚しリストラに遭ったことを告白し一週間泊めてくれないかと頼んできます。

住居だけでなく、主人公の鈴音の感情まで侵食されていく嫌悪感と不快感。

ヒステリックで得体の知れない水絵、一緒にいる息子、我慢の限界に達しつつある鈴音。誰かが何かしらの行動に出るのではないのかと気になって仕方がありませんでした。

 

火の粉 / 雫井 修介
(幻冬舎文庫)

隣人・人間関係・崩壊

元裁判官の梶間 勲の隣家に越してきたのは、かつて無罪判決を下した男・武内という男。武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴むのですが、やがて次々と事件が起こるようになります。

武内の笑みの裏にある狂気が日常を蝕み、人間関係をじわじわ壊していきます。違和感を感じつつも人間心理を巧妙に操る彼に無かったことにされ、気が付いたときには取り返しのつかない状態にまで…。

もし、最初の事件で無罪ではなく有罪になっていたらと思わずにはいられません。

 

ぼぎわんが、来る / 澤村 伊智
(角川ホラー文庫)

妖怪・霊能者・除霊

ぼぎわんは、田原 秀樹の祖父の生まれ育った地域で古くから伝えられている妖怪です。

家族や親戚の名を語り、相手が返事をしたり家の中に入れてしまうと山へ連れていかれます。そんな、妖怪に狙われるた田原 秀樹は、自分や家族を守るために比嘉 真琴という女性霊能者を頼ります。

ぼぎわんの存在が怖すぎます。訪ねてきたり、追ってきたり、噛みついたり。いつ出現するのかビクビクしながら身構えてしまいます。

人間の心の奥底に潜む「負の感情」が具現化したぼぎわんが出現した経緯は衝撃的で、いちばん怖いのは人間かもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。また、次回の記事でお会いしましょう!

コメント