【一か月間の読書記録】簡単な感想と共に紹介（2024/03）

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『本は日常』に、ご訪問いただきありがとうございます。

当サイトは一か月間に読んだ本を、簡単な感想と共に紹介しています。あくまで個人の意見なので違ったとしても気にしないでくださいね。

この記事が本選びの参考になれば嬉しいです！

　

　

小学校五年のときに最愛の父親を亡くした岩館 まりもが、馬と乗り手の持久力を試される過酷なエンデュランス競技に出場することで自分自身を再生していく物語です。

古内 一絵さんの「風の向こうへ駆け抜けろ」の影響で、馬の話がもっと読みたくなってしまいました。馬やそれに携わる人たちのドラマがあり、こちらも馬の愛に満ち溢れた作品でした。

高評価レビューばかりを選んでいるかもしれませんが、馬の作品に外れなしです。

4.4

　

物語の中ではコロナ禍の真っ只中です。現在ではインフルエンザと同じ扱いで、もう少し経てば「こんなことあったな～。」と言ってそうです。

喫茶ドードーでは悩みを抱えたお客さんたちが訪れるのですが、店主のそろりさんの不思議キャラに癒されて気持ちが前向きになっていきます。

あっという間に読めたので若干の物足りなさを感じてしまいますが、面白かったです。

3.9

　

今回、病理医のメンバーの出番はなく壮望会第一総合病院緩和ケア科に異動した朝加先生の活躍を描いています。

希望としては眠るように死ぬか、ぽっくり死ぬかだけど、最後の命に向き合わないといけないとしたら医師や看護師には一人の人間として接してもらいたいと思いました。

4.2

　

甘春総合病院で働く仲間の意外な一面や五十嵐 唯織の休日など内容盛りだくさん。

そのなかで高性能なレントゲン医療機器が出てくるのですが、技術の進化を目の当たりにする回でした。それにしても説明書があるだけで、使いこなせる彼がすごいです。

これからの世の中、何かに特化した人が残っていくんだろうなあと痛感します。

4.2

　

麗しの志波三兄妹！（本当はもう一人いますが、本編にはまだ姿を現していない謎多き長男。）志波 三彦が店長を務める九州だけに展開するコンビニチェーン門司港こがね村店「テンダネス」。

毎巻、パート店員の光利さんを見ているだけで元気をもらえます。今巻では彼女の前に推しのアイドルが現れてパワフル全開、やる気十分！でも、ちょっぴり乙女…。大きい息子さんだっているのに、人生を謳歌していて羨ましい。

この作品は登場人物の女性たちが生きいきしてるのがいいですね。

4.0

　

小説も読んでいたのでそろそろ終わるとわかっていたのですが、ついに終わってしまいました…。

辺境の雪国で独りだったリツハルドがジークリンデと結婚して家族が増えての最終回。

昔やっていた世界名作劇場みたいな感じでアニメ化しないかな？して欲しいな！

4.5

　

何だかしっくりこないながらも作者に期待して買ってしまう作品です。

男女の立場が逆転している漫画はよくあるのですが、昴くんが群を抜いてこじらせていて面倒くさい…。純真と言ったほうがいいのかな？

うーん…。

3.8

　

医者だからといってすべての命を救えるわけではないけど、患者に寄り添うことはできる。

救命医から訪問診療医になった六十二歳の白石 咲和子先生の奮闘記録。私の父も最期まで訪問看護で診てもらっていたので懐かしいと思いました。

安楽死の有無は苦しみしかない患者が望むなら対応して欲しいですね。

4.1

　

映画が気になって原作を買ってみました。

男子中学生とヤクザが織りなす奇妙な縁、和山 やまさんらしいカオス（混沌）的な作品です。

「女の園の星」のほうが好きだったので、映画はNetflixに配信されるのを待ってみます。

3.5

　

村山由佳さんと愛する猫・もみじの闘病生活。他にもエッセイとしてもみじとの暮らしの日々が出版されているようですがこちらをはじめて読みます。

もみじの愛らしさや生命力の強さ、奇跡のような日々を見せられるようでした。残念ながら十七歳でお亡くなりになってしまうのですが、不思議と温かさを感じます。

4.0

　

悩みを抱えた登場人物のもとに神様がやってきて、要求を満足させないとずっと居座られてしまいます。

自分だって素敵なものを持っているのに、無いものねだりなことを気づかされる物語でした。

4.5

　

本屋で発売されているのは知っていましたが電子書籍のセールを狙って購入。

洋菓子店「ケーキのさとう」の店長・佐藤さんといい、瀧さんといい丁寧な仕事に惚れ惚れします。

いつも思うのですが、電子書籍での裏表紙が無いのが残念で仕方がないです…。

4.8

　

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。