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この記事は一か月間に読んだ本を簡単な感想と共に紹介しています。あくまで個人の意見なので作者の意図やあなたと違ったとしても気にしないでくださいね。
本選びの参考になれば嬉しいです!
猫と紳士のティールーム 4
/ モリ コロス
(ゼノンコミックス)
紅茶専門店・イケおじ・猫
人見知りの店主・瀧さんが営む紅茶専門店に、悩みや想いを抱えたさまざまなお客さんが訪れます。不器用な大人カップル、就活に揺れる学生、常連の上司や友人、そして瀧さんの姪っ子までも。
新しいお客さんが常連客の紹介でお店に来てくれたり、わざわざ探して来てくれたり、偶然見つけてくれたり。登場人物にまつわるエピソードが増えても人見知りが治らない店主の瀧さんと愛猫キームンくんが相変わらずで微笑ましくなります。
紅茶の名前や特徴は覚えられないけれど、美味しそうというだけで満足です。
ひきこもり探偵シリーズ 三部作
/ 坂木 司
(創元推理文庫)
日常ミステリー・ひきこもり・依存
ひきこもりの青年・鳥井 真一が、友人の坂木 司とともに “日常の小さな謎” を解き明かしていく連作ミステリーです。
引きこもり探偵シリーズ3部作読了。ずっと読みたいと思っていたけどなかなか読む機会がなかった作品です。
人が良くて鈍感な主人公の名前が坂木 司。著者と同じ名前なのですが、近藤 史恵さんの『みかんとひよどり』の後書きでジビエについて理路整然と自分の見解を書いていた印象が強かったので違和感を覚えてしまいました。
『和菓子のアン』や『切れない糸』など、のほほん日常ミステリーではなく、人が死なないだけでストーカー被害や動物虐待など踏み込んだ内容でしたが読みやすくて面白かったです。
ただ、引きこもり探偵の鳥井が主人公と一緒ならわりと出かけているので、引きこもりを強調するのは違うかなと。
Shrink~精神科医ヨワイ~ 13
/ 七海 仁・月子
(ヤングジャンプコミックス)
精神科医・薬物依存症・対策
“薬物依存症編”のクライマックス。歌舞伎町で市販薬を過剰摂取する若者たち、虐待から逃げた少女・雫、そして違法薬物で逮捕された狐島 唯人の「孤独」と「再生」が交差する巻です。
薬物に手を出してしまう人の気持ちや、海外と日本の対策の違いなどを知ることが出来ます。
今まで教わってきた薬物=犯罪が染みついていて、海外みたいに日本が薬物OKみたいな世の中になったら困惑してしまうかもしれません。
茨姫はたたかう / 近藤 史恵
(祥伝社文庫)
整体ミステリー・女性たちの価値観・ストーカー
ストーカー被害に揺れる書店員・久住 梨花子が、整体師・合田力との出会いをきっかけに “自分自身の力で呪いを解こうとする” 成長と再生の物語です。
身体の声を聞く能力に長けている変わり者の整体師の合田 力。『カナリヤは眠れない』続編です。
現実を知ってしまった女性にとって、茨姫や白雪姫、シンデレラの王子様は不埒な行動をするストーカーと同じもの。
臆病で守ってもらいたい久住 梨花子が、引っ越したアパートで同じ年代の2人の女性に出会い、整体師合田の助言を受けてストーカーの犯人に立ち向かいます。
ミステリーというよりは、主人公の成長もののように感じました。肩こりや腰痛に苦しむことが多いので合田先生のような整体師に出会いたいです。
それでも空は青い / 荻原 浩
(角川文庫)
連作短編・再出発・人生って…
思いどおりにいかない日々を抱えた人々が、ささやかな出会いや気づきを通して前へ進もうとする姿を描いた7編からなる短編集です。
主人公たちが新しい一歩を踏み出しでいるように見えるけど、何だかすっきりしない終わり方…。だから、この題名なのかもしれません。
超絶片思いハイスペック吉田 4
/ 藤沢 志月
(パルシィコミックス)
ギャグ・恋愛・漫画家
吉田の一途すぎる片思いがついに大きく動く最終巻。セナを想うあまり健気に尽くしてきた吉田が、思わぬ “争奪戦” に巻き込まれ、片思いの結末が描かれます。
表紙を見てネタバレしてるやん!と笑ってしまいました。主人公の片思いが報われずに終わるのかと思いきや、まさか結婚しての4巻完結。
登場人物たちの謎の一体感や、わちゃわちゃした感じが好きでした。

今月のおすすめは、
モリコ ロスさんの『猫と紳士のティールーム』です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。また、来月の記事でお会いしましょう!



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