一か月に読んだ本の感想まとめ(2024/01)

読書記録

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この記事は一か月間に読んだ本を簡単な感想と共に紹介しています。あくまで個人の意見なので作者の意図やあなたと違ったとしても気にしないでくださいね。

本選びの参考になれば嬉しいです!

 

弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ / 喜多 みどり
(角川文庫)

シリーズ・お弁当・夫婦

北海道にある「くま弁」で働くユウ千春が作る、お客の想いを叶える「魔法のお弁当」シリーズです。

前作の宅配編では主人公が雪緒に代わり、2人も夫婦として登場していたので、これで終わりかなと思っていました。まさか、新婚時代を読めるなんて予想すらしてなかったです。

「これ、これ!ユウと千春の距離感ってこうなんだよ!」って、なりました。

新刊がもう少しで出るみたいなので、今度はどんな話だろう?と楽しみにしています。

 

ハネチンとブッキーのお子さま診療録 1 / 佐原 ミズ
(ゼノンコミックス)

小児医療・シングルファーザー・ヘヴィメタル

妻を突然亡くし子供2人を抱えたシングルファーザーの羽根田さん。

体調の悪い子供を電車に乗せて病院に向かう途中に、悪魔のメイクをしたブッキーこと琴吹先生に助けられます。

作者の佐原 ミズさんが、父親と娘を描いた『マイガール』も好きでした。

日常や少し不思議なものを描く方だと思っていたので医療ものということで驚きです。

読んだ感想としては、これまでの佐原 ミズさんらしさ(温かくてじんわり系)を残しつつ医療ものとしてもしっかりしていて、すごく面白かったです。

次の巻も、絶対に買います!

 

かさねと昴 2 / 山田 金鉄
(モーニングコミックス)

恋人・女装・コスプレ

おもちゃの企画開発会社でグラフィックデザイナーをしている柴田 かさねが付き合っているのは同僚の榎田 昴。彼には秘密にしているけれど女装が趣味があって…。

作者の山田金鉄さんが好きなので買っているのですが、コスプレとかの興味がないと辛いですね。

 

琥珀の夢で酔いましょう 1~6 / 村野 真朱・依田 温
(マッグガーデンコミックス EDENシリーズ)

クラフトビール・居酒屋・出会い

広告代理店の派遣で働く剣崎 七菜は仕事が上手く行かず、偶然入った居酒屋「白熊」でクラフトビールに出会うことになります。

ビールと料理のマリアージュ!

私はビールが飲めないのですが、面白そうなので買ってみました。全国にある様々なクラフトビールを知ることが出来る作品で、作り手のこだわりや熱意が半端ありません。

あえてビールの味を売りにしていないのもあって、ビールカテゴリーでいいのかなと思いましたがいいみたいですね。

お酒の席で人に迷惑をかける酔っぱらいが嫌いなのですが、この作品は分別を持って飲んでる感じがして好感が持てます。

 

常設展示室 / 原田 マハ
(新潮文庫)

有名絵画・美術館・親近感

絵画に触れる連作短編小説。作者の原田 マハさんが美術館のキュレーターということもあり、絵ってこんなふうに見るんだと、より身近に感じることが出来ました。

さすがに外国までは行けないけれど、地元の美術館に行ってみようと思える作品です。

 

月曜日の抹茶カフェ / 青山 美智子
(宝島社文庫)

連作短編・人とのつながり・続編

『木曜日にはココアを』の続編で、マーブルカフェの面々も登場し懐かしいと思ってしまいました。

さて今回の『月曜日の抹茶カフェ』は今の自分より、いい未来が待っているような話です。

この人らどうなったんだろう?という話も違う話でその後がわかり、読後感もすっきりしていて温かさが残る作品でした。

 

アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 11 / 荒井 ママレ
(ゼノンコミックス)

薬剤師・病院・同僚

薬剤師の葵 みどりが医師や看護師、同僚と連携しながら患者と向き合い、薬の大切さを教えてくれます。

今回は薬の供給不足です。病院ではなく製造の問題ですが対応に追われる姿が大変そうでした。

同じような成分でも患者にとっては違うと感じる気持ちもわかるので何とも難しい問題です。

 

明日は、いずこの空の下 / 上橋 菜穂子
(講談社文庫)

エッセイ・子供時代・海外

作家上橋 菜穂子さんのイギリスに憧れを抱く高校生時代から、この本が発売されるまでのエッセイ。

好奇心旺盛で夢見ることを忘れない彼女の外国生活や旅行、亡きお母様との思い出を描いています。

彼女の目で見る世界は色鮮やかに映るんだろうなあ、と思わずにはいられませんでした。

『精霊の守り人』を筆頭に、上橋さんの作品が好きなので、遅くなりましたが読めてよかったです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。また、来月の記事でお会いしましょう!

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