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この記事は一か月間に読んだ本を簡単な感想と共に紹介しています。あくまで個人の意見なので作者の意図やあなたと違ったとしても気にしないでくださいね。
本選びの参考になれば嬉しいです!
ひらあやまり / 嬉野 雅道
(単行本)
『水曜どうでしょう』のカメラ担当ディレクターの嬉野 雅道さんの『ひらあやまり』です。角川文庫から出版されているのはこちら。↓
エッセイ・男性・考察
文庫版にするつもりが安かったので単行本で購入しました。
…え?!おじさんのグラビア…?表紙をめくると8ページにわたる嬉野さんの写真たち。出版社にお願いされたもので、ご本人の意向ではなかったにしろかなり戸惑いました。
とにもかくにも結論までの話が長くて思慮深い(?)、実際に顔を付き合わせると面倒くさそうな人だと思いました。
海が走るエンドロール 6 / たらちね ジョン
(ボニータ・コミックス)
年配の女性・大学・映画
好きな映画の世界に、65歳にして飛び込んだ茅野 うみ子。
ここにきて焦りや願望?欲望?みたいなものがが出てきました。年齢が年齢だけに本気で打ち込めることが幸せなのか?不幸せなのか?ただ悔いのないようにやり遂げては欲しいです。
アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 12 / 荒井 ママレ
(ゼノンコミックス)
薬剤師・訪問看護・ヤングケアラー
薬剤師の葵 みどりが医師や看護師、同僚と連携しながら患者と向き合い、薬の大切さを教えてくれます。
ドラッグストアを退職し在宅薬剤師として働く薬剤師の小野塚くん。統合失調症の母親を介護するヤングケアラーなどを通して、彼の過去が垣間見れました。
訪問看護や在宅看護は自宅で生活できる最後の砦だと思っているので、挫けないで頑張って欲しいです。
おじさんはカワイイものがお好き。 10 / ツトム
(ポラリスCOMICS)
イケおじ・推し・日常
イケおじ小路課長の秘密は可愛いキャラクターが好きなこと。過去にトラウマがあり、同居している甥の真純や部下にばれないようにドキドキの毎日を送っています。
はあ~、癒される…!何だか疲れてるときに、この本を読むことが多いですね。あっという間の10巻なのですが、小路さんの推し(パグ太郎)への愛情は尽きません!
であいもん 17 / 浅野 りん
(角川コミックス・エース)
和菓子・職人・素朴
京都の和菓子屋「緑松」に住む少女雪平 一果と職人の見習いとして働く納野 和の成長していく姿を描いています。
地味だけど登場人物の素材の良さを生かした温かい話ばかりでほっこりします。ただ少し、飽きてきたかも…?
星降る王国のニナ 13 / リカチ
(BE・LOVEコミックス)
ファンタジー・王宮・不思議な力
瑠璃色の瞳に不思議な力を持つニナが過酷な運命に立ち向かう、王宮を舞台にしたファンタジー。
前巻までは王宮ストーリーという感じだったのですが、追放され一気にファンタジー感が増し(ゲームのRPGっぽい)この先の展開が気になります。
Shrink~精神科医ヨワイ~ 12 / 七海 仁・月子
(ヤングジャンプコミックス)
精神科医・主人公の過去・薬物依存症
精神科医である弱井 幸之助が、ひだまりクリニックを訪れる患者の体験をもとに心の病気に向き合います。
弱井先生の研修時代と薬物依存症の二本立て。この漫画を読むと、内容をやさしくして子供の教科書として取り扱ってもいいような気がします。
精神疾患や違法ドラッグなどの予備知識をつけることで生きやすくなる人もいるだろうし、犯罪も防げます。また、周囲の間違った認識や対処にも役立つのではないでしょうか。
フラジャイル 27 / 恵三郎
(アフタヌーンコミックス)
病理医・偏屈な主人公・死
患者から採取した組織や細胞を顕微鏡を使って分析し疾患の確定診断を行う病理医。「ヤツは強烈な変人だが、極めて優秀だ」と言われる岸先生率いる病理医たち。
この作品って亡くなる人が多い…。奇跡的な医療で病気なんて治して万歳ってならないから、生き方について考えさせられます。
患者とともに医師や家族や周りが全力でやりきっているぶんだけ救われるのですが、読むときには身構えてしまいます。
恋か病か 1 / 三月 薫
(KCデラックス)
恋愛・ギャグ・主従関係
春風家の財閥令嬢あげはの専属護衛の鉄丸。彼女を目の前にすると動悸、息切れ、手足の震え…。恋とは知らず病だと思い込んだ彼は…。
↑三月 薫さんの『百年のワルキューレ』の繊細なファンタジーが好きでずっと買っていたのですが、ここにきてまさかのギャグ…。うーん、どうしたものでしょう?
僕はメイクしてみることにした 3 / 糸井 のぞ
(VOCEコミックス)
中年男性・美容・商品紹介
メイクは女性だけのものじゃない!洗顔すらまともに出来ない前田 一朗(38)が、コスメ大好き女子の“師匠”タマと出会いメイクアップまでこなすようになります。
新しい自分に出会える楽しさを描いていて元気をもらえます。掲載商品が魅力的で検索しまくりでした。
ワーキング・ホリデー
ウィンター・ホリデー / 坂木 司
(文春文庫)
日常ミステリー・ホスト・父と息子
坂木 司さんの作品といえば、私の中では日常ミステリー。
謎解きはいつ始まるのだろうと読んでいたら、元ヤンで元ホストの大和を訪ねてきた小学生の息子進とのふれあい物語でした。
読みやすいし続きも気になる、突然できた息子に対しての溺愛ぶりがすごくて面白かったです。
夫の墓には入りません / 垣谷 美雨
(中公文庫 )
未亡人・義父母・相続
突然の夫の死から始まる物語。
夫と冷え切った関係しか作れなかった妻の夏葉子がこれからの人生を悠々自適に暮らすかと思いきや、義父母の干渉や周囲の目、質の悪い男からの誘惑など目まぐるしかったです。
垣谷 美雨さんの作品は癖があり人間の嫌な感情をさらけ出しているのですが、共感できる部分が多く読んでしまいます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。また、来月の記事でお会いしましょう!
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